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【イントラが解説】ヨガブロックってなに?使いこなして効果を出す!

2019.04.27 更新

 

ヨガブロックを使えば、ヨガをよりしっかりおこなえるようになります。ヨガを楽しみたいならヨガブロックについても理解しておいたほうがよいでしょう。今回は、ヨガブロックの役割や使い方について説明します。

①:ヨガブロックってなに?

ヨガブロックとは、どのようなものなのでしょうか。一言でいうと、ヨガブロックは、ポーズを上手にとるのが難しい場合に使用することで体をサポートしてくれるものです。まずはヨガブロックがどのようなものであるかについて、基本的なところを確認しておきましょう。

■プロップスのひとつ

ヨガブロックは、プロップスとよばれる道具のひとつです。プロップスとは、ヨガのポーズをとるための補助機器全般をあらわす言葉です。プロップスとしてはヨガブロック以外にも、ベルトやブランケットなどさまざまなものがあります。ポーズや目的に合わせてプロップスを選ぶことで、理想に近い体のかたちがとりやすくなるのです。ヨガを安全にしっかりおこなうためにはプロップスを積極的に活用するとよいでしょう。

■ヨガブロックの特徴

ヨガブロックはプロップスのなかでも代表的なものです。長方形の形をしているものが多く、どの面を下にするかによって高さを3段階に調整することができます。素材もさまざまなものがあり、たとえばウレタンフォームやコルクなどを使ったものがあります。なかには、木を使用して作られたヨガブロックもあります。

 

②;正しい使い方と選び方

では、ヨガブロックは具体的にどのようにして使うとよいのでしょうか。また、選び方も気になるところです。ヨガブロックを使用すればヨガのしっかりとした効果を期待することができるでしょう。ただし、使い方や選び方をきちんとしていなければ、思ったような効果を得られない可能性もあります。せっかくヨガブロックを使用するなら、効果をしっかり出したいですよね。そこでここでは、ヨガブロックの正しい使い方と選び方を説明します。

■ヨガブロックの正しい使い方

まずはヨガブロック正しい使い方をチェックしてみましょう。ヨガブロックの使い方はそんなに難しいものではなく、誰でも簡単に使用することができます。正しいヨガブロックの使い方を覚えて、しっかりとヨガのポーズをとれるようにしましょう。

*手元に使用する場合

ヨガブロックはポーズがキツイと感じたらいつでも使って大丈夫です。たとえば、手をすねにもっていって胸を開く「三角のポーズ」がありますが、手が足や地面に届かない場合や届いても胸を開けない場合、ヨガブロックを使って手をつく位置を高めにするとポーズをとりやすくなります。手の位置が高くなることで、使用前よりも楽にポーズをとることができるようになります。ヨガブロックの置き方によって高さを調整することができるので、自分に合った高さにすることもできます。

*足元に使用する場合

ヨガブロックは足元に使用することも可能です。例えば、長座のポーズをとるときに足が伸びすぎてしまう場合は、ふくらはぎの下にヨガブロックを入れることで調整ができます。ヨガブロックがあることで体のバランスを整えやすくなるので、しっかりとヨガのポーズに集中できるようになります。ヨガブロックはちょっとしたときに必要になるので、レッスン中は近くに置いておくと便利です。

*ヨガブロックの置き方

ヨガブロックは置き方によって高さを調整できることに触れました。それぞれの置き方は、高さによって「ハイ」「ミドル」「ロウ」と呼び方がわかれています。このことを押さえておけば、インストラクターから指示があったときも迷わずヨガブロックの高さを調整することができるでしょう。

■ヨガブロックの正しい選び方

次に、ヨガブロックの正しい選び方についてみてみましょう。ヨガブロックにはさまざまな種類があるため、目的に合わせてしっかり選ぶことが大切です。ヨガブロックの素材は大きく分けて「コルク」「EV樹脂」「竹または木材」の3つの種類があるので、それぞれの特徴について押さえておきましょう。

*コルク

コルクのヨガブロックは、安定感があります。また、ヨガで汗をかいていてもコルクなら吸収してくれるので、滑る心配がありません。ただし、汗を吸う分、レッスン後にそのまま放置しておくとにおいが発生する場合もあります。そのため、コルクのヨガブロックは使用後水洗いしてよく乾かす必要があります。

*EV樹脂

ヨガブロックの中には、EV樹脂とよばれる素材でできているものもあります。さまざまな色のものがあり、触った感じも柔らかいです。ただし、汗を吸わないため滑りやすく、汚れやすいという欠点があります。安定性もコルクに比べると低めです。

*竹または木材

ヨガブロックとしては、竹または木材でできているタイプもあります。竹や木でできているヨガブロックは、ヨーロッパやアメリカで特に人気です。ほかのヨガブロックに比べて固く、安定性もあります。ただし、EV樹脂と同じく汗を吸わないため、滑りやすいところに注意が必要です。

 

③:効果を出そう!ヨガブロックを使ったおすすめポーズはこちら!

ヨガブロックを使ってできるポーズには、具体的にどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、ヨガブロックを使ったポーズの基本について確認してみましょう。ヨガブロックを使用したポーズのとり方にはさまざまなものがあります。

ポーズ

■三角のポーズ

すでに例としてあげましたが、三角のポーズはヨガブロックを使用しておこなうと上手くいきやすいポーズの代表格です。ヨガブロックを手の下に置くことで、肩や下半身にかかり過ぎている力を抜き、体幹を使いやすくなります。ポイントは両足を大きく開いたうえで、自然に手を置きやすい場所にヨガブロックを置くことです。高さも無理がないような高さに調整しましょう。

ポーズ

■ダウンドッグ

ダウンドッグはヨガの基本のポーズですが、力が入り過ぎてしまい、姿勢が曲がってしまうケースも少なくありません。そのような状態の方は、ヨガブロックを上手に活用することで、正しい姿勢を取れるようになります。たとえば、特に首に力が入ってしまうのであれば、四つん這いになって両手の間にヨガブロックを置きましょう。そして、お尻を天井に引き上げたら、頭頂部をヨガブロックにくっつけて頭の重さを預けるようにします。また、脚の裏が力んでしまうなら、壁際にヨガブロックを置いてかかとを付けるようにすると、程よく力を抜くことができます。

ポーズ

■鳩のポーズ

ヨガブロックがあれば、初心者には難しいといわれている鳩のポーズも上手に取りやすくなります。鳩のポーズがうまくいかない理由は、お腹と背中の力が抜けてしまって体を支えられなくなり、その分お尻に力が入ってしまうためです。鳩のポーズを上手におこなうには、座骨の下にヨガブロックを入れましょう。このようにすると、背骨と骨盤をしっかり引き上げることができるため、鳩のポーズに合ったバランスのとり方を実現できます。

ヨガブロックがあれば、それまでは難しいと思っていたポーズも上手にとれるようになります。そのようにしてコツをつかんでいけば、やがてヨガブロックなしでも無理なくきれいにポーズをとれるようになるでしょう。ヨガの上達のためには、ヨガブロックをうまく活用することが大切です。ヨガブロックは今回紹介した以外にもさまざまな使い方ができます。ヨガブロックの使い方を工夫して、ポーズをしっかりとれるようにしていきましょう。

 

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