ヨガをやっていると、知らない言葉、ヨガ用語を聞くことが多いですよね。
もちろん知らなくてもヨガを行うことはできますが、ヨガ用語を知ることによって、さらにヨガを知ることができます。
深く知ることで、もっとヨガが楽しくなるので、今回解説するヨガ用語をぜひ覚えてくださいね。
よく聞くヨガ用語を解説!
それでは、よく聞くヨガ用語を50音順でご紹介します。
アーサナ
一番聞くヨガ用語だと思いますが、体位法・座法などのヨガの「ポーズ」を意味します。例えば、「赤ちゃんのポーズ」というヨガのポーズは「バラアサナ」となり、「ポーズ」という言葉が「アーサナ」の意味になります。
アライメント
「アライメントを整えて」などの使われ方をしますが、アライメントとは配置のことを指します。英語のalignmentでは「一直線にすること」が意味になっていますが、今行っているポーズがしっかり整っているのかを意味しています。ポーズだけでなく、心などの目に見えないものにも使うことができ、自分から見ても他人からみてもアライメントが整っているかと確認することが大切になります。
ヨギ
ヨガを行う人のことを「ヨギ」と呼びます。
しかし実際は、サンスクリットで「ヨーガ」という語幹に、「イン」 という、「~を持つ人」と言う意味の接尾語を付加した言葉です。そのため、完全に執着を切り離している人のことを指しているのです。
気軽に「ヨギ」だと言う人もいますが、本来の意味では、中々たどり着けない「執着を切り離し人」のこと意味するので、使う際は気を付けてください。
ヨーガ・スートラ
インド哲学の一つで、ヨーガの修行により解脱に至ることを説くヨーガ学派の教典のことを「ヨーガ・スートラ」と言います。教典といっても、具体的なアーサナ(ポーズ)が書かれているわけではなく、「心」をうまくコントロールする方法が書かれています。
しかし、心と体は繋がっているので、現代のヨガでも「ヨーガ・スートラ」はヨガの教典として大切にされています。
オーラ
よく聞く言葉だと思うのですが、実はヨガ用語でもある「オーラ」。生物から発せられる体の周りにある霊気を意味し、そのオーラが淀んでいると良くないと聞きますよね。そんな時は、ヨガを行うことでオーラを浄化し、輝かせることができると言われています。
シークエンス
シークエンス(sequence)は、英語で「連続・道筋」の意味を持ち、ヨガではポーズの流れを意味します。ヨガではシークエンスの組み方がとても大切になります。ヨガを行ったあとにどんな効果をもたらしたいかにもよって流れを変え、ポーズの効果を考え、使う筋肉を確認し、順番を凝ることで、ヨガの効果を増幅することができるようです。
チャクラ
人の体の中にある、気(エネルギー)が出入りする7つの場所を指し、背骨に添って縦に体を貫くように存在するライン上に点在すると言われているのがチャクラです。
チャクラとヨガには密接な関係があり、「クンダリーニヨガ」と呼ばれる、様々なヨガの中でも最も完成度の高いヨガには無視することのできない要素の一つです。
バンダ
「締め付ける、結ぶ」という意味のヨガ用語になります。締め付ける場所としては、肛門まわりの骨盤底筋群・腹部・喉元があり、それぞれ締め付ける場所によって体に及ぼす効果が異なっていきます。
プラーナ
サンスクリット語で「呼吸・息吹」などを意味する言葉で、日本語で変換した際は「呼吸」になることが多いです。しかし、「呼吸」はわかりやすく伝えるために代用された言葉であり、実際は生命エネルギーの源を指すと言われています。
プラーナヤーマ
「プラーナヤーマ」は、さきほど説明した「プラーナ(呼吸)」に「ヤーマ」がついて、「呼吸法」という意味になります。プラーナヤーマはプラーナを操る練習で、ヨガでは呼吸によってプラーナ(生命エネルギー)を体に取り入れることができると言われています。
そのため、プラーナヤーマはヨガでは不可欠な行法の一要素になります。
マントラ
サンスクリット語で、「祈り」「言葉」「呪文」を意味するヨガ用語になります。ヨガでは、特別で神聖な音を意味しており、瞑想の際に手助けとなる言葉として知られています。ヨガ教室などでは、ヨガを始める前と後で詠唱を行うヨガインストラクターもいます。
心のざわつきを鎮め、集中力を高めてくれるマントラは、知っていると日々の手助けをしてくれます。ヨガの時だけじゃなくても使えるので、どんなマントラがあるのか調べてみるのもいいでしょう。
メディテーション
瞑想のことを、別名「メディテーション」と言います。思考をリセットする方法としても注目されている瞑想は、ヨガと組み合わせることでさらに効果を高めることが期待されます。主な効果として、リラックス・疲労回復・集中力向上があり、ヨガが終わった後にメディテーションの時間を取るヨガインストラクターもいます。
ヨガ用語を知ってもっとヨガを楽しむ!
いかがだったでしょうか。
今回紹介したヨガ用語以外にもまだまだありますので、これをきっかけに他のヨガ用語も調べてみるといいでしょう。
知識が増えることで、ジムでヨガインストラクターに教えてもらうときにわかることが増え、ヨガがさらに楽しくなりますよ。
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