普段の日常生活で、なかなか眠れない、寝起きは気分が悪い、などと寝付きや寝起きの悪さに悩んでいないでしょうか?ホットヨガをすれば、寝つきや寝起きをよくしたいと悩んでいる方でも簡単に寝つきや寝起きを根本的に改善することができます。
本記事では、
- 寝つきや寝起きが悪い人の根本的な特徴について
- ホットヨガで悪い寝つきや寝起きを改善できる理由
について詳しくご紹介します。
寝つきをよくして睡眠の質をあげたい、寝起きをよくして朝スッキリ起きたいという方はぜひチェックしてください。
寝付き・寝起きが悪い人の特徴
ホットヨガをすれば、寝付きや寝起きがよくなると言われてもいまいちピンとこない方が多いのではないでしょうか?そもそも寝つきや寝起きをよくするためには、根本的な寝付きや寝起きが悪い原因を知ることが大切です。この章では、寝つきや寝起きが悪い人の特徴についてみていきましょう。
つい夜ふかしをしてしまう
つい夜ふかしをしてしまうことが寝付きや寝起きを悪くしてしまう原因になります。寝る前にスマホをみたり、テレビをみたりして寝ることが遅くなってしまうことがありますよね。
とはいえ、寝る時間が遅くなってしまうと翌朝起きるのが遅くなってしまったり、朝スッキリ起きられないなどの悪影響があります。寝付きや寝起きを良くするために
- 寝る時間を決める
- 睡眠時間を確保することを意識
などという工夫をすることが大切です。
ブルーライトを浴びている
普段の日常生活や寝る直前までパソコンやスマートフォンなどのブルーライトを浴びていることが寝付きや寝起きが悪くなる原因になります。ブルーライトは睡眠の質を下げてしまうことや、目を疲れさせてしまう悪影響があります。寝付きや寝起きを良くするためにも
- パソコンやスマートフォンの使用は、寝る1時間前までにする
- ブルーライトカットメガネなどの便利グッズを使用する
などの工夫をすることが大切です。
ストレス
日常生活での精神的ストレスであったり、体力的なストレスが寝付きや寝起きが悪くなる原因になります。ストレスは、交感神経を優位にさせてしまうため、質が悪く、浅い睡眠になることから寝付きや寝起きが悪くなってしまいます。寝付きや寝起きを良くするために
- ストレスを解消できる運動をする
- 運動は寝る前ではなく、午前中や夕方までの間にする
- 身体を温める
などの工夫をすることが大切です。
ホットヨガの呼吸法
ホットヨガの呼吸法をしっかり意識することで、全身の血流を良くすることができ、心身ともに整え、リラックス効果を期待できます。
ホットヨガで意識できる呼吸法はどのようなものがあるのか、それぞれの呼吸法にはどのような特徴があるのかについて詳しくご紹介します。
鼻呼吸
鼻呼吸とは、鼻から息を吸って鼻から長く息を吐く呼吸のことをいいます。
ホットヨガで鼻呼吸をすることにより、
・たくさんの酸素を取り込むことができ、交感神経と副交感神経が活性化し自律神経が整う
・鼻から吐くときにリラックス効果を得られる
といったメリットがあります。鼻呼吸は、内臓機能を高めたい方や、痩せやすい身体にしたいという方におすすめです。
腹式呼吸
腹式呼吸とは、息を吸うときにお腹を膨らませ、息を吐くときにお腹を凹ませる呼吸のことをいいます。
ホットヨガで腹式呼吸をすることにより
- 副交感神経が活性化し気持ちを落ち着かせられる
- リラックス効果を得られる
- 肺や横隔膜を大きく動かすことで効率的にインナーマッスルを鍛えることができる
といったメリットがあります。腹式呼吸は、便秘を解消したい方や、ダイエット効果を高めたいという方におすすめです。
胸式呼吸
胸式呼吸とは、息を吸うときに胸や肋骨の部分を膨らませ、息を吐くときに胸や肋骨の部分が下に戻る呼吸のことをいいます。
ホットヨガで胸式呼吸をすることにより、
- 交感神経を活性化し、ストレスを発散しやすい
- 集中力を高める
- ホットヨガ中に身体を動かしやすくなる
といったメリットがあります。胸式呼吸は、ホットヨガで負荷をかけたい方や、集中力を高めたいという方におすすめです。
カパラバティ呼吸
カパラバティ呼吸とは、吸った息を、腹筋に力を入れながら短く「ふっふっふ」というようにリズム良く鼻から息を吐きづつける呼吸のことをいいます。
ホットヨガでカパラバティ呼吸をすることにより
- 横隔膜含む上半身をしっかり動かし全身の血流が良くなる
- ホットヨガの負荷をしっかりかけることができる
- 身体の内側の筋肉や血流をしっかり動かすことができる
といったメリットがあります。カパラバティ呼吸は、身体を引き締めたい方や、ダイエットをしたいという方におすすめです。
ウジャイ呼吸
ウジャイ呼吸とは、喉の奥を閉めるように音を出しながら息を吸ったり吐いたりする呼吸のことをいいます。ウジャイ呼吸は、胸式呼吸に近く、別名「勝利の呼吸」とも呼ばれています。
ホットヨガでウジャイ呼吸をすることにより
- 内臓機能の促進
- 日常生活やホットヨガのポーズ中の集中力アップ
- 血行を促進させ身体を効率よく温めることができる
といったメリットがあります。ウジャイ呼吸は、ストレスが溜まりやすい、自律神経が乱れやすいという方におすすめです。
シータリー呼吸
シータリー呼吸とは、口から息を吸って、鼻から息を吐く呼吸のことをいいます。息を吸うときに鼻から息を吸うよりも、口から息を吸うことのほうが冷たい空気を体内に取り込むことができます。
ホットヨガでシータリー呼吸をすることにより
- 冷たい空気を吸うことができるため、体温を下げることができる
- 眠気覚ましに効果的
- 頭がスッキリする
といったメリットがあります。シータリー呼吸は、眠気覚ましや頭をスッキリさせたい方におすすめです。
片鼻呼吸
片鼻呼吸とは、左右の鼻の穴を交互に抑えて鼻で息を吸ったり吐いたりする呼吸のことを言います。片鼻呼吸は、指や手で片方交互に鼻を抑え、片方の鼻から息を吸い、逆側の鼻から息を吐くということがポイントです。
片鼻呼吸をすることにより
- 意識して呼吸ができるため、身体を整えることができる
- 自律神経を整える
- 睡眠の質を改善することができる
といったメリットがあります。片鼻呼吸は呼吸単独で取り入れる呼吸になります。ホットヨガ中にする呼吸ではないですが、身体のバランスを整えたい方におすすめの呼吸法です。
ホットヨガで寝付き・寝起きを改善
ホットヨガで寝付きや寝起きを改善する効果を期待できます。この章では、なぜホットヨガで寝付きや寝起きをしっかり改善することができるのかについて詳しくご紹介します。
睡眠の質を改善する
ホットヨガをすることで睡眠の質を改善することができます。普段の日常生活で、睡眠時間をとっているはずなのに寝ても疲れが取れない、朝スッキリ起きられないなど、睡眠が浅いと悩んでいないでしょうか。ホットヨガには、睡眠の質を根本的に良くする効果を期待できます。
ホットヨガを取り入れることで、
- 副交感神経を優位に働かせ、自律神経を整える
- 深い呼吸ができるようになり、深い睡眠が取れる
- 運動不足を解消し、ストレスを解消する
といったメリットがあるため、睡眠の質をあげる効果を期待できます。睡眠時間をとっても疲れが取りにくい、朝スッキリ起きるのがつらいなどの寝付きや寝起きに悩んでいる方はホットヨガを取り入れることをおすすめします。
身体の深部体温が上昇する
ホットヨガで身体の深部体温を上昇させることができるため、寝付きや寝起きを改善することができます。質の良い睡眠を取るためには、日常生活で体温をしっかりあげることや、血流循環を良くすることが大切です。
また、本来の身体には、身体は活動をしようとするときに深部体温をあげようとし、身体を休ませようとするときに深部体温を下げるといった特徴があります。
ホットヨガをすることで急激に深部体温を上げることができるため、身体は深部体温を下げようとする働きをします。そのため、身体に効率よく睡眠を促進させる効果を期待できます。
寝付きや寝起きをしっかり改善したいという方は、寝る2〜3時間前にホットヨガをとり入れることをおすすめします。
まとめ
ホットヨガで得られる寝付きや寝起き改善の効果
・翌朝スッキリ起きられる
・質の高い睡眠で身体の疲れをしっかり解消できる
・夜中に目が覚めることがなくなる
・寝つきが良くなり、深い睡眠が取れる
ホットヨガの呼吸法を意識することで得られるメリット
・自律神経のバランスを整え、睡眠の質を上げる
・基礎代謝が上がり疲れを取りやすい身体になる
・全身の細胞にしっかり酸素を送り込むことができ、血流循環を促進させる
・心が穏やかになり、イライラなどのストレスを解消することができる
・セロトニンを分泌させ仕事や勉強などの調子が良くなる
寝付きや寝起きを解消したい方はホットヨガがおすすめ
ホットヨガは、普段の日常生活での寝付きや寝起きのお悩みをしっかり解消することができます。寝付きや寝起きが悪い方には、運動不足や、ストレス、浅い呼吸などさまざまな要因がありますが、ホットヨガをとり入れることで、寝付きや寝起きが悪くなってしまっている要因を根本的に解消することができます。
日々の日常生活でつらい寝付きや寝起きに悩んでいる方は、是非気軽にできるホットヨガをとり入れることをおすすめします。