ホットヨガをした後にこんな症状出てませんか?
ホットヨガをおこなうと、基本的には体によい効果が多く出ます。
しかしながら、まれにさまざまな症状が発生する場合もあります。
その症状というのはたくさんあり、人によっても出る症状は異なります。
たとえば、吹き出物や目やにが増える人もいれば、下痢や倦怠感に悩まされてしまう人もいます。
他にも体が熱っぽくなったり、生理が普段よりも重くなったりする人もいるようです。
ホットヨガの後に何か特別な症状を感じたら、「好転反応」である可能性が高いです。
これらの症状はどれも体の不調をあらわすものなので、不安になるかもしれません。
しかし、ヨガをした後という条件がある場合は焦らずに様子をみることが大切です。
好転反応とは
好転反応とは、体の調子が良くなる前に起こる一時的な症状です。
体がよい方向に変わろうとしている合図のようなものだと考えて構いません。
ヨガに限らず、その他のスポーツや漢方を飲んだ場合にも、好転反応が出ることがあります。
好転反応だと気付かないと、深刻な病気の予兆のように思える場合もありますが、決して心配はいりません。
体の調子が悪くなるのは辛いですが、少し我慢するとそのあとで体の調子が良くなった感覚が得られるはずです。
好転反応が出続ける期間は、それぞれの人の体質によっても違います。
そのため、一概に「好転反応はどれくらいの期間で終わる」と言い切ることはできません。
早ければ1週間程度で終わる場合もありますし、場合によっては好転反応が半年以上続く可能性もあります。
なかには好転反応が全く表れない人もいますが、こればかりはやってみないと分かりません。
仮に好転反応が出た場合でも、ホットヨガを続ける限りずっと症状が出るというわけでないため、少し辛抱したほうがいいでしょう。
もちろん、あまりにも症状がひどい場合は、好転反応とは別の症状である可能性もあります。
見極めが難しいところではありますが、自分の体調と向き合って判断しましょう。
ホットヨガによる好転反応、その理由について
ホットヨガにおいて好転反応が起こる理由は、複数あります。
いずれも、一言でいうとそれまで体にたまっていた毒素が排出されることが原因となっています。
いずれも一時的なものなので、こういった状況は徐々におさまっていきます。
筋肉が緩んだことによる好転反応
ホットヨガをおこなうと、体のすみずみを伸ばすことができます。
そのため、それまでこり固まっていた筋肉もしっかりと緩めることが可能です。
筋肉が緩むと、それまで体に蓄積されていた毒素が血液中に一気に排出されます。
そのことにより、一時的に毒素が全身をまわることで、体に悪い症状が出てしまうという仕組みです。
骨盤のゆがみが矯正されたことによる好転反応
毒素がたまっているのは筋肉のまわりだけではありません。
ホットヨガでは骨盤のゆがみをとることもできますが、骨盤が矯正された場合にもたまっていた老廃物が血液や体液に流れ出ます。
これは、骨盤が全身のバランスをつかさどる部分であり、その歪みをとることで全身の巡りがよくなるためです。
血流がよくなったことによる好転反応
ホットヨガには高いリラックス効果があるため、それもまた全身の血流を高めます。
そうなると全身の毒素が高頻度で全身をまわることになるため、体の一時的な不調へとつながってしまうのです。
好転反応かな?と思ったら
好転反応らしき症状が出た場合は、基本的にはそのまま様子を見ましょう。
しかし、症状が重いときはただおさまるのを待つのは少し大変かもしれません。
そのときは、少しでも好転反応を和らげる対策をとってみるとよいです。
基本的には全身のデトックスを強く意識することで、好転反応を早く終わらせられる可能性につながります。
水分を多めに摂取する
好転反応が出るのは、血液や体液中に毒素が多くあるからです。
そのため、少しでも早く好転反応を収束させるには、水分を多くとって毒素の排出を促す必要があります。
普段よりもこまめに水分を摂取して、体内の循環を助ける努力をしましょう。
体を動かす
好転反応を早く終わらせたいなら、適度な運動を定期的に続けることが大切です。
好転反応の悪化が心配になるかもしれませんが、適度な運動には体内の循環を促進する効果があります。
そのため、適度な運動を続けることで好転反応を収束に向かわせることができます。
体調にもよりますが、ホットヨガも定期的に続けることが大切です。
デトックス効果の高いポーズをとる
好転反応が気になるときは、ホットヨガの最中にねじりのポーズを意識するようにしましょう。
ねじりのポーズには、デトックス効果があるといわれています。
内臓を刺激することで、体の中の毒素を早く排出する手助けができます。