「太陽礼拝」という言葉をどこかで聞いたことがあるという方は多いのではないでしょうか。
今回は、そんな「太陽礼拝」とは何なのかのご紹介と、太陽礼拝の際に行うヨガのポーズをご紹介します。ぜひこの記事を参考に、太陽礼拝を始めてみてください。
太陽礼拝とは
太陽礼拝とは、サンスクリット語で「Surya Namaskar(スーリヤナマスカーラ)」、英語で「Sun salutation(サンサルテーション)」と呼ばれるヨガの動きのひとつになります。
インドで太陽は神と言われており、その太陽(神)にあいさつをする太陽礼拝は、自然からのエネルギーをもらい、またそのことに感謝をするという意味を持っています。
太陽礼拝の起源には諸説あるのですが、古代のヨガの著書(ヨーガ・スートラ)で太陽礼拝についての記述がないので、他のヨガの動きより比較的歴史の浅いヨガであると言われています。
太陽礼拝は12個のヨガのポーズが組み合わされてできており、一連のポーズを行うことで、身体だけでなく心も穏やかに保ってくれる働きがあると言われています。具体的には、間接の柔軟性が高まり全身が活性化されるので、ストレス解消などの効果が期待できるようです。また、血液循環が良くなり、肩こり・低血圧・便秘・冷え性なのにも良いとされています。
ちなみに、なぜ12個のポーズで組み合わされているかと言うと、太陽が1年(12か月)かけて黄道十二宮を1周していることが由来になっているようです。
太陽礼拝の12のポーズを紹介
太陽礼拝の意味や意義を知ったところで、今度は太陽礼拝のやり方・ポイントをご紹介します。
やり方としては、12個のポーズを流れるように行うことが大切です。
また、太陽礼拝と言われるように、朝起きて行うのがベストです。
他のヨガでも良く言われることですが、しっかり呼吸を意識し、ゆっくりと深い深呼吸を保つことを忘れないでください。
一番大切なのは、無理をせず楽にできるところまでで行うことです。
上記の内容を念頭にし、下記に紹介する12個のポーズを行ってください。
1.山のポーズ
見た目はただ立っているだけの山のポーズですが、背筋をまっすぐ伸ばし、頭からつま先まで一直線になるように意識しながら立つことが大切です。
その際、肩の力は抜き、顎を引いて目はまっすぐ遠くをみるようにしましょう。
2.両手を強く上に上げるポーズ
その後合掌し、息を吸いながら合掌した手を上に伸ばしていきます。上げる際は、肩を一緒に上げるのではなく力を抜いた状態になるようにしましょう。顎が不自然に上がらないように気を付け、身体全体を伸ばしましょう。
3.強い前屈のポーズ
息を吐きながら、合掌した手を放し、前屈していきます。腰から折れるイメージなので、できる方は両手を床につけるほど前屈するとよいでしょう。難しい場合は、膝を曲げてもいいので、両手が床につくようにしましょう。この際、頭も完全に下げることを忘れないでください。
4.半分の前屈のポーズ
息を吸いながら、今度は頭と胸を前方に伸ばしていきましょう。この際も、難しい場合は膝を曲げても大丈夫です。頭と胸を前方に伸ばしたことで手が床につかなくなった場合は、すねに当てるなどしてください。
5.板のポーズ
息を吐きながら、片方ずつ足を後ろに下げましょう。斜め上に頭からかかとを一直線にするようなイメージです。一度四つん這いになったあとに行うと、ポーズに入りやすいでしょう。
6. 杖のポーズ
板のポーズと同じく息を吐きながら、膝を身体と床を平行になるところまで曲げていきましょう。
板のポーズは負荷が大きく初心者には難しいので、膝を床につけて行っても大丈夫です。
7. 上向きの犬のポーズ
息を吸いながら、足全体を床につけ、腕で上半身を上にあげていきましょう。胸を持ち上げ、目線も上にもってくることが大事です。
まるで犬が空に向かって吠えているようなポーズのため、上向きの犬のポーズと呼ばれています。
8. 下向きの犬のポーズ
上半身を伸ばした後は、息を吐きながら、今度はお尻を持ち上げましょう。床に対して上向きのくの字になるようにしましょう。背中も膝もまっすぐになっていたほうが良いですが、背筋が丸くなってしまう場合は、かかとを上げ、膝を曲げて、背筋をまっすぐ伸ばすことを優先させてください。
9.半分の前屈のポーズ
息を吸いながら、離れていた上半身と下半身を近づけ、4番目に行った半分の前屈のポーズを行いましょう。
10.強い前屈のポーズ
息を吐きながら、9番目のポーズよりもっと身体を近づけ、3番目に行った強い前屈のポーズを行いましょう。
11.両手を強く上に上げるポーズ
息を吸いながら、ゆっくりと上半身を起こし、2番目に行った両手を強く上に上げるポーズを行いましょう。合掌は手が一番上に来た時点で行えば大丈夫です。
12.山のポーズ
最初に行った1番目のポーズに戻り、ゆっくりと深呼吸を繰り返しましょう。呼吸をしている間は自身の身体と心の動きを感じてください。
太陽礼拝はヨガを行う前の準備運動としてピッタリ!
太陽礼拝は12個のポーズで構成されていますが、実は太陽礼拝には2種類あって、今回紹介したのは太陽礼拝Aでした。
太陽礼拝Bは26個のポーズで構成されているので、太陽礼拝Aを完璧にマスターして、もう少しレベルの高いことがしたいと思っている方は太陽礼拝Bに挑戦してみましょう。
また、独学で行うのではなく、しっかり教わりたいと思う方はジムに行くことをおすすめします。太陽礼拝ももちろんですが、他のヨガのポーズに関しても学べるので検討してみてください。
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